文化・芸術

オレスタイル2011

昨日は2年ぶり(?)ぐらいに「春風亭昇太 独演会 オレスタイル」に行って来た。

 

日常を続けることの偉大さを感じながら。

 

 

噺は3題。

「ちりとてちん」と「力士の春」「花見の仇討ち」。

 

やっぱうまいわ。そしておもろい。

 

一緒に観にいった若い女の子も、「落語ってもっと古風で笑うところがわからない話なのかと思っていました!」と言っていた。

 

あー、もっと昇太の噺が聞きたいわ。

ものたりん。

 

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オレスタイル

すっかり書くのを忘れていたが、先日春風亭昇太『オレスタイル』を観覧。

「今日本でいちばん面白い落語家じゃないだろうか」と再認識。

 

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開口一番 春風亭昇々 「雑俳」

一席目 春風亭昇太 「マキシム・ド・のん兵衛」

二席目 「パパは黒人」

中入り

三席目 「花筏」

 

「チャッピー」が聞けなかったのは残念だったけど、今回も実に濃い2時間15分だった。

「昇太は絶対面白いから」といって連れていった子も「笑いっぱなしだった」と満足してくれていた。

 

帰りは「世界のやまちゃん」で久しぶりに手羽先に下鼓。

目立つ空席に不況を感じたりもした。

 

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春風亭小朝新春独演会・2009

先日の小朝独演会の内容。

 

開口一番

・春風亭ぽっぽ 「子褒め」

・春風亭小朝 「竹の水仙」

中入り

・林家ひろ木 新作落語

・春風亭小朝 「子別れ」

 

小朝師匠、一席目は新年にふさわしくめでたい噺ということで左甚五郎を語った「竹の水仙」。

登場した姿はなんと着物に羽織ではなく袴というめでたいいでたち。

めずらしく枕は短めで、しかも「落語には意外とおめでたい噺というのが少ないんですが、一つ見つけまいりました」と、噺の紹介をして本編に入るというスタイルだった。

ちょっと変則的かな?と感じた。

 

二席目は、しんみりと聞かせる「子別れ(子は鎹)」。

今まで人情噺は正蔵師匠しか聞いた事がなかったので、これはちょっと新鮮だった。

というか、どんな噺をさせても小朝はやっぱりうまいねー、という感想。

2,000人超のかなり大きなホールを「しーん」とさせながらも、余裕綽々という表情の腕はさすが。

ただ、先日昇太の腹がよじれる爆発的な笑いを見た後だったので、小朝にもたたみかけるようなくすぐりの噺をやって欲しかったなと思ってしまった。

 

来月は昇太の「オレスタイル」。

楽しみは続く。

 

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名人芸

買いました。

ええ、買いましたとも。

サライ責任編集『落語・昭和の名人 決定版 ~古今亭志ん朝~』。

http://sgkn.jp/rakugo2009/

くぅー、志ん朝さん、たまらん。

できれば映像付きで見たかったなあ。

 

明日は小朝独演会。

再び落語漬けの日々が続きそう。

 

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春風亭昇太・十八番会

約半年振りの落語会鑑賞に出掛けた。

春風亭昇太の独演会である。

今年1月にも昇太の独演会を観にいき、その時は前座をやる予定だった春風亭柳好さんが日にちを間違えて名古屋に来ていなかったため、最初から最後まで「100%昇太」という贅沢な時間を過ごしたが、今回は「大名古屋落語会」と銘打った落語会のうちの1つで、正真正銘の「100%昇太」であった。

 

昇太の落語は面白い。

面白いよ。

『笑点』での昇太はちょっと優等生的な回答をしたり、若手的な振る舞い(実は全然若手ではないのだが)をしたりと、キャラをお年寄り向けにしているが、本当の昇太はアバンギャルドに、クレイジーに面白いのである。

本人も今日「人が追い詰められたときにとってしまう行動というのはとんでもなく面白いので、それが落語になる」というようなことを言っていたが、昇太の落語はまさにそんなシチュエーションを生かした絶叫と間と表情による芸術的な笑いなのだ。

今日の演目は、

(1)牛ほめ

(2)壺算

(3)愛犬チャッピー

中入り

(4)茶の湯

であった。

「愛犬チャッピー」は前回も見たが、何度見ても爆笑してしまう。

ストーリー云々というよりその場の雰囲気というか、空気が本当に面白い。

なのでもっとたくさんの人に生で観てもらいたいなと思う。

実際僕の近くに座っていたカップルも中入りのときに、「生で観るのって全然違うね」と話していた。

音楽でも落語でもお笑いでもスポーツでも、やっぱりテレビと生では全然違うよね。

 

 

今日は各地で降雪があったようで、ホールから出たときには刺すように冷たい風が吹いていたが、ホットな噺を4席も聞けたので心の中はホカホカだったのだ。

 

 

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昇太は明日の昼間は、大高の丸根砦を見学に行くそうだ。

彼は本物の中世城郭マニアなので、これは冗談ではなく本気だと思う。

明日お暇がある方は行ってみると会えるかも。

 

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小朝、正蔵二人会

1月の正蔵独演会、昇太独演会以来の落語鑑賞へ出かけた。

今回は、小朝と正蔵という豪華な二人がそろい踏みだ。

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小朝師匠は以前から「落語上手いなあ」と思っていたが、生で聴くとさらに笑いと間の迫力みたいなものがあった。

志ん朝さん亡き後、日本で今いちばん上手いんじゃないだろうか。(談志師匠は別格。)

枕では、「息つく暇がない」とはこのことかと思い知らされるほどの笑いの連続だった。

それ一つでも会場が爆笑に包まれるネタを、惜しげもなく次々に出し続けてくれるのだ。

笑い終わる前につぎの笑いが来るという感じ。

時節柄、食品偽造ネタも多かった。

逮捕されたミートホープの社長は、雑居房ではなく独居房に入れてくれと訴えてるそうですね。

「混ぜないでくれ」って。

 

みなさん地元のことだからよくご存知だと思いますけど、赤福は賞味期限の偽装だけじゃなくて、原材料の表示も偽装してたんですね。

「小豆・もち米・砂糖」って表示してた。

本来は、量の多いものから順に表示しなければいけませんから、正確には、「嘘・砂糖・小豆・もち米」ってしなきゃいけない…。

 

こういう笑いの連続なのだ。

話しのとらえどころとか、表現とか、才能としか言いようがない。

 

もちろん、噺も完璧だった。

古典落語をほとんど手を加えることなく話すのだが、なぜあんなに特別な面白さが出せるのだろう。

そこが天与の才というか、上手さなんだよなあ。

 

正蔵師匠は対照的にというか、これまた最大の持ち味である人情噺をきっちり決めてくれた。

枕は前回の独演会の時とほぼ同じ。

でも笑えるんだよねー。

ちなみに去年までこの公演の演目は「小朝・正蔵兄弟会」だったのだが、今年は「とある事情があって“兄弟会”と言えなくなった」とのこと。

まだ当分小朝師匠はこの話でいじられるんだろうなあ。

 

上演題目はつぎのとおり。

 開口一番 : 春風亭ぽっぽ 「がまの油」

        : 春風亭小朝 「天狗の裁き」

 ~中入り~

        : 林家たこ平 「転失気」

        : 林家正蔵 「しじみ売り」

トリだと思ってた小朝師匠が早々に2席目で出てきたのにはちょっとびっくりしたが、今日は昼夜2公演だったので、たぶん昼と夜とで順番を入れ替わってやったのだろう。

 

 

噺はどれも面白かったのだが、唯一残念だったのは、僕の前の席に小学2年生か3年生ぐらいの兄弟(双子か年子)がいたこと。

この年頃の男の子が2時間もじっとして座ってるわけがないのだから、こんなところに連れてくる親が間違いなんだ!と声を大にして言いたい。(以前、体操競技大会のときにも同じようなことを書いたと思う。http://jj-crybaby.cocolog-nifty.com/blog/2007/12/post_0e67.html 参照)

案の定、上演中噺も聴かず、こそこそもぞもぞし続けていて鬱陶しかった。

腹がたったので一度だけ意地悪して後ろから椅子をガンっと蹴ってみたのだが、坊主はまったく意に介していなかったので、余計にストレスが溜まってしまった。

 

公演終了後、バス停でバスを待っていて、面白いことを発見した。

バス停の列にじっと並んで待っているのはほとんどが女性。男女2人連れの場合、男性の方はことごとく列を離れてうろちょろしたり、そわそわと落ち着かないのだ。

それで奥さんとか連れの女性に、「ちょっと、じっと並んでなさいよ! みっともない」とか叱られていた。

 

男は子供も大人も落ち着きのない生き物なのだなあと妙に納得。

自分も他人からそう思われないよう自戒せねば。

 

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オレスタイル

今日は、春風亭昇太 独演会『オレスタイル』を観覧。

先週の正蔵独演会も素晴らしかったが、昇太の芸はさらに幅の広さを感じた。

 

開演時間、まず、昇太がいきなりラフな格好で登場した。

高座の前に立ったままで、「5分ほど前ですかね。大変なことが起こりました」と話を切り出した。「通常、独演会というのは、“独演”とは言うものの、もうお一方お噺をしていただくものです。その間に休憩や衣装換えなどをさせていただくわけで、今日は春風亭柳好さんにお願いしてあったんです。ところが、先ほどその柳好さんから電話がありまして、『兄さん、明日はよろしくお願いします』っていうんですね」

ここで察しのいい観客からはクスクスという笑いが既に起こる。

「えー、完全に明日だと思っていたようで・・・、今は東京の自宅にいると・・・」

会場は大爆笑だ。

「というわけで、私も初めてなんですけども、今日は“超・独演会”ということで」

そんな本当のサプライズで開演した。

 

着物への着替えの間に、昇太および弟子の昇吉(東大卒)出演による「携帯電話撲滅キャンペーン」のビデオ上映。まあ、つまりは、上演中はケータイを切れ!ということなのだが、それをかなりブラックに笑える小芝居で作ってあった。

あのビデオ、映画館なんかでも使えるんじゃないか?

下手に道徳やマナーを「正しい顔」で訴える啓発CMよりもよっぽど爽快で笑えて、「ケータイ切らなきゃ」と素直に思える。

気の利いた映画館の経営者の方、ぜひご一考を。

 

さて、本題に入りまずは40分ほどトーク。いや、正確に言えば枕なのかな。昇太の趣味である「中世城郭めぐり」の話や笑点などの話題を中心に日常話を続け、唐突に、しかし絶妙のタイミングで『時そば』へ。

これは昇太アレンジなのだろうか。通常は、他人が屋台の蕎麦屋で支払いの時にズルするのを覗き見ていた与太郎が、後日真似して失敗するという噺だが、昇太は二人を連れにすることでさらにクスグリを多くしていた。

このアレンジのために、馴染み深い噺もとても新鮮に聞く事ができ大笑いしてしまった。(僕の隣の席の女の子は笑いっぱなしで苦しそうだった)

 

『時そば』の後は、昇太独演会で定番のステージ上での生着替え。

今回は、柳好さんが来ていないということで、脱いだ着物を片付けてくれる人がおらず、丁寧にたたんで片付けるところまで自分でやっていた。

着物のたたみ方がさすがにきれいで見事だったため、「粋だなあ」と妙なところに感心。僕も着付けを習おうかしらん、などと思ってしまった。

 

二席目は、創作落語の『愛犬チャッピー』。シュールでとても面白かったが、柴犬の「チャッピー」を演じている間ずっと僕は、以前昇太が吹き替えをやっていた『夢見る仔犬ウィッシュボーン』を思い出していた。キャラはウィッシュボーンとだいぶ違ったけど。

 

10分の中入りの後、三席目は古典の『寝床』。

下手の横好きで習っている義太夫の発表会を開きたい旦那と、その桁外れのまずさに血相を変えてそれから逃げようとする店子や使用人たちとのやり取りを描いた噺だが、これは細かいクスグリを除けば、伝統的な演出でやっていた。

噺のうまさに脱帽。7人抜き真打昇進の本領発揮というところ。

 

本来ならここまでで規定の時間となったのだが、今回は柳好さんが不慮の事態で来れず一話聞き逃した!と思うお客さんもいるだろうからということで、特別に短編をさらに一本披露してくれた。

お題はオリジナル落語の中から『リストラの宴』。

上司から食事に誘われたちょっと間の抜けた部下が、「リストラを言い渡されるのかも」と不安がる嫁の入れ知恵で「会社に残したい社員」を食事中演じようとするが、やることなすことずれていて…。という噺。

今日の噺の中ではいちばんテンポの速い噺で、小気味いいクスグリと間のとり方に終始会場は沸きっぱなしだった。

 

その他にも「畝状竪堀」の話や、小朝師匠(同じ春風亭でも実際は異派)が作った草野球チーム「ボストン・ルーズソックス」の話など、笑いどころ満載の2時間半だった。

もっと昇太の落語が聞きたい。

あらためてそう思う。

 

『オレスタイル』は、東京・大阪・名古屋・札幌・福岡ぐらいでしかやっていないということだったので、全国の人が観にいけるチャンスがある訳ではないが、逆に言うとそれらの地域の人はぜひ行くべきだと思う。行かないと人生の3分の1ぐらい損しまっせ。いや、本当に。

 

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 自画像をクラゲにアレンジしてデザインした昇太の紋。

 粋だ。

 

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正蔵独演会

九代目・林家正蔵独演会を観てきた。

いや、いいものを見せてもらった。

今だに「林家正蔵」というよりも「林家こぶ平」といった方が一般にはわかりやすいほど〔こぶ平時代〕のイメージが強く、「育ちのいいリアクション芸人」みたいな感じを受ける人もいるかもしれないが、どうしてどうして。大名跡を継ぐとあってそれまでに相当の稽古を積み、広く見聞を重ねてきたのだろう、「いい~噺家になったなあ」と実感した。(まあ、生で観たのは初めてなんだけど)

そのあたり、03年の「六人の会」(春風亭小朝、笑福亭鶴瓶、立川志の輔、春風亭昇太、柳家花緑、林家こぶ平(当時))結成に参加したことも大きかったのではないだろうか。

所属も違う上に、落語道としてははるかかなたに到達している5人を相手にかなりの刺激を受けたのだろうと思う。

 

当日の演目は、三本。

開口一番が、林家たこ平による「金明竹」。

緊張していたのか、大事なフレーズ「サカリがつきまして」「粗相をしてもいけませんので」を飛ばしてしまったポカもあったが、まずまず無難に終了。場内は十分に暖まった。

 

次にいよいよ正蔵の出番。まずは「池田大助」。

僕は「佐々木政談」という題目の方しか知らなかったので、「あれ?奉行が佐々木ではなくて、大岡越前なの?」と最初はとまどってしまったが、帰ってきて調べてみると、確かに奉行の佐々木信濃守を大岡越前守に代え、子供の名前も池田大助として演じる場合もあるそうだ。

奉行、お供の侍、子供3人、大助の父、町役人など登場人物が多いがしっかり演じきっていた。また、近況を交えた枕も面白かった。

屏風がいつもは金屏風だが、今は時節柄(例の離婚会見があったので)主催者が気を遣ってくれて銀屏風になっているだとか、久しぶりに行ったマクドナルドで東南アジアからの留学生店員さんに「こっちがおいしいよ、お前」と言われたとか。

中でも、客席を揶揄(好意的な意味で)した話がこれ。

我々噺家は、客席を見ると世の中の景気・不景気というものがよおくわかるものなんですよ。

景気がいいときっていうのは、客席が華やかですね。お召し物が赤や黄色、青、グリーンなどと原色づかいの方が多いです。まるでお花畑で喋ってるような心持がいたします。

では、不景気のときはどうかというと、

…まあ、今日のような…。(会場爆笑)

これは、講演が始まる前から実は僕も思っていたことなのだ。全体に観客の年齢層が高いために、どうしても後ろから見ると客席が「茶・茶・黒・茶・ベージュ・グレー・黒・茶」という感じなのだ。いくら冬とは言え、もう少し「色」というものがあってもいいのではないだろうかと思っていた。(ちなみに僕は橙色のニットを着ていた)

やっぱり高座からはよく見えるのね。

 

中入りをはさんで、二話目は「芝浜」。

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 屏風が金に見えるのは、照明のせい。

 

正蔵の「芝浜」はいいと、鶴瓶さんだったか小朝さんだったかが何かの番組で言っていたのを知っていたのだが、まさかここでその「芝浜」が観れるとは思わなかった。嬉しいサプライズだ。

有名な話なのでご存知の方も多いと思うが、「芝浜」は人情噺なので大きな笑いが起こるところ(クスグリ)は少ない。しかし、これがしみじみと江戸の情緒や夫婦の情感というものを表現していてその世界にぐいぐいとひきこまれるのだ。

声の張りやトーンもいい。

昔のような「僕ちゃん声」ではない。時に津川雅彦のような強く、温かく、深みのある声だ。

煙管で煙草を吸う場面や、冷酒をあおる場面、四十二両の入った重い革財布からそっと小判を出す場面など、所作もうまい。

時間にすると約40分という長噺なのだが、まったく飽きさせることなく演じきったのは、見事の一言に尽きる。特に最後の、おかみさんが旦那に3年前の「拾った財布」の話を打ち明ける場面は場内がまさに水を打ったように静まり返り、涙さえ誘うような出来だった。

きっと九代・林家正蔵の十八番としてこれからも高座にかけられ、名人芸として語られるまでにますます磨かれていくのではないだろうか。

来年も独演会をやってくれることを期待、である。

(ちなみに4月には、小朝との二人会を開催するそうだ。チケットの特別先行発売を会場でやっていたが、4月のスケジュールはどうなるかわからなかったので、買えなかった。小劇場だからたぶんほぼ完売したのではないだろうか。この二人を同時に見れる贅沢なんて、これが最初で最後のチャンスかもしれないのに無念)

 

ところで、先ほども「観客は年齢層高め」と書いたが、まいったのは、会場(11F)へ向かうエレベーターに乗ったときに、無人のエレベーターが既に例の「お年寄りのアロマ」で充満していたことだ。

かなりブルーな気持ちになってしまった。

ま、実際は、明らかに僕より年下のお兄ちゃんが一人で観に来ていたり、若いOL二人連れがいたり、おじいちゃんに連れられたセーラー服の中学生がいたり、二十歳ぐらいの良家の娘さんとお母さんが来ていたりで、結構若い世代も多く見られたが。

こういった機会をきっかけに、若い人へも伝統芸能の面白さが受け継がれていくといいなあと思う。

 

そういえば、僕の斜め前ぐらいに水野裕子さんに良く似た人が、両親と思われる人と一緒に来ていたが、まさか本人ではないよね。

地元出身の人なので、あながちあり得ないこともないのだけど。

数日後、ご本人のブログ(http://playlog.jp/mizuyu/blog/)に載ったりして。

 

来週は、昇太の独演会を観にいく予定。これも楽しみ。

 

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収穫と落穂拾い

昨日は秋の空がきれいだったこともあって芸術意欲が刺激され、メナード美術館へ絵画鑑賞へ行ってきた。

ちょうど開館20周年記念の特別展を開催中で、興味深い作品が多いこともその理由だった。

平日の夕方は、あわただしく進まなければならないほど入館者が多いこともなく、また、こちらが気を遣うほど少なすぎることもなく、いいペースでゆったりと観れる状況だった。

 

その美しさに、ずーっとベンチに腰をおろして見続けたのは、クロード・モネの「チャリング・クロス橋」という油彩の作品。

濃い朝靄に包まれた橋と川面に日が差し込み始めた風景を描いたものだが、ピンクとブルーグレーの風景にアクセントを与える白い波頭が、「ほろほろ」とするほど綺麗だ。

最初に近くで見たときには、「モネという人は、陰影をおぼろにとらえる人なんだなあ」というぐらいの印象しかなくピンとこなかったが、適度に離れて見ると、靄の流れの中で刻々と変わっていく光彩の豊かさが描かれていることに気づいた。

とても気に入ったので、後でミュージアムショップで絵葉書を買ったのだが、印刷ではこの色は再現できておらず、ちょっと残念だった。

 

つぎに気に入ったのは、定番とも言えるマルク・シャガール。

今回の展示では2点だったが、どちらも幸福と郷愁を感じさせる作品だった。

Chagall  

 

 

 

 写真は、買ってきた複製画。

 壁と額縁が貧相なのが、ねー。

 

 

他にもジェームズ・アンソールの「オルガンに向かうアンソール」や、ポール・デルヴォー「捧げもの」、アンリ・マティスの版画集「JAZZ」などが特に印象的だった。

(ゴッホやピカソもあって、やはり相当の存在感があったけど、特に好きだったのは上記のようなもの)

 

秋の美術館はいいですね。

中庭の楠木がやさしい光に包まれていました。

Kusu  

 

 

 

おしまい。

 

〔参考〕

メナード美術館 http://www.menard.co.jp/museum/home/index.htm

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