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THE END

出張で東京へ。

昼に名古屋を出発予定だったのを、朝早くから出ることに変更。
新幹線止まるかもしれなかったからね。

大正解だった。

9時前ぐらいに浜松を通ったとき、車窓を見て「やばかった…」とほっとした。

 

そして、今、東京・有明。
真横に雨風が流れていくのをホテルの部屋から見る。

BGMは、毛皮のマリーズ『THE END』。
これ以上ないぐらいハマってるシチュエーション。 

 

あの、Amazonの包装から出して、「ラストアルバム」と書いてあるのを見た時のショックは忘れられない。
ジャケットやタイトルからして、『毛皮のマリーズのハローロンドン』というハッピーな仮タイトルとは真逆の暗く思い響きに戦慄が走った。

そして、ネットで調べると、「マリーズ解散」の発表が。

 

悲しくて、何か恐ろしくて、結局1週間ぐらいAmazonの封筒に入れっ放しにして遠ざけてたっけ。

 

今は志摩くんの「ユーモア」と解して、ちゃんと大切に聴いているよ。

「ユーモア」…

うーん、葛藤、妥協、迷い、それとも達観なのかな。

 

インタビューで、「毛皮のマリーズは、常にファンの期待を裏切り続けなければならない」というようなことを言っていたのを覚えてる。

『ティン・パン・アレイ』は、その極地なんだろう。

その後の作品でどうするか。
インディーズの頃のノリに戻って欲しいと熱望する旧来のファン、メジャーデビュー後の作風を支持する遅れてやってきたファン、両方の期待を裏切るためには、マリーズを壊してしまうしかなかったのかもしれない。

 

この解散を、悲観的に見ていた僕も、今では「いや、ひょっとしたらこれからもっと面白いことをしてくれるんじゃないか」と思えてきた。
『THE END』の同梱DVDを観ていて、そして解散発表後の志摩くんのインタビューを読んでいてそう思えてきた。

ブルーハーツがいなくなっても、ヒロトとマーシーはもっと面白いことをしてくれたじゃないか。(その面白いことであるハイロウズが終わっても、さらにクロマニヨンズという発見を与えてくれているし)
志摩遼平が何を企んでいるのか、来年の1月1日以降にどんなことが起こるのか、今は楽しみにしていよう。

けして他の3人を見捨てたわけでも、思い違ったわけでもないだろう。

解散ツアーのチケットは取れなかったけど(武道館は日にち的に無理だけど)、マリーズが残したマリーズの音楽を今は楽しもう。

そう思っている。

そんな楽しみな余韻を残してくれる、
THE END。

※「志摩」→「志磨」でした。間違い。

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